No.92

No.92

2023年2月10日発行

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年頭所感 学会員一人ひとりの英知を結集できる1 年に

一般社団法人日本社会福祉学会 会長 空閑 浩人(同志社大学)
 平和、自由、平等、尊厳、人権、幸福・・・。
 社会福祉学がその歴史のなかで、変わらず大切にしてきた言葉です。そして私たちが絶対に手放してはいけない言葉です。2022年ほどこれらの言葉の意味やかけがえのなさを考えた年は、私にとってありませんでした。そして、この21世紀の時代にあっても、人類が国家間の争いを止めて、解決への道筋を見いだす方策を獲得していないことを実感させられた1年でした。その国や地域で暮らす市井の人々のささやかな日常が、戦争によって理不尽に壊され、奪われていく状況に、胸を痛め続けた1年でした。ウクライナやロシアでの戦争の犠牲者に思いをはせ、このようなことが未だ続く状況が一刻も早く終わって欲しいと願いつつ迎えた、2023年のはじまりでした。

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日・韓・中3カ国学術交流の報告

副会長/国際学術交流促進委員会 委員長 金子 光一(東洋大学)

韓国社会福祉学会2022年度秋季共同学術大会での自由研究発表報告

片山 優美子 会員(長野大学)
李 東振会員(同志社大学大学院)

中国社会福祉研究専門委員会2022年「東アジアフォーラム」での自由研究発表報告

許 東升 会員(久留米大学大学院)

地域ブロック情報

中国・四国地域ブロック 担当理事 山本 浩史(新見公立大学)
 九州地域ブロック 担当理事 片岡 靖子(久留米大学)
 本学会には7つの地域ブロックがあり、それぞれに特徴的な活動が展開されています。今号は、中国・四国地域ブロックと九州地域ブロックをとりあげます。

シリーズ【クローズアップ・日常から離れて】第2回

八木 裕子 会員(東洋大学)
 前号より、新たなシリーズ企画として「日常から離れて」がスタートしました。海外や国内でサバティカル(研修)をとられている会員に原稿依頼して、「日常から離れて」経験されていること、感じていることなどを紹介していただこう、という企画です。
 第2回目は、「ケアを社会の柱に~“裁判”というソーシャルアクション~」とのタイトルで、八木裕子会員にご執筆いただきました。ぜひご一読ください。

『第1回CS—NETサロンのご報告』-まずは横のつながりを-

研究支援委員会 委員 姜 民護(同志社大学)

理事会報告

2022年度 第4回 理事会報告
2022年度 第5回 理事会報告

新入会員紹介

事務局から編集後記

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