新たな投稿種別(原著論文、調査報告)について
掲載日:2026年3月10日
学会ニュース100号でもお伝えしましたが、2025年10月3日の理事会にて投稿種別(原稿の種類)の変更が承認されました。これまで本学会機関誌『社会福祉学』では、自由投稿論文の種別を①論文、②調査報告、③実践報告、④資料解題の4つに定めて投稿を募って参りましたが、今後は以下の2つの種別での投稿を募ることになります。
新種別の適用は、2026年7月末日締切の投稿からとなります。7月末日締切の投稿を目指して旧種別の「実践報告」と「資料解題」を執筆中の方は、すみやかに編集事務局までご相談ください。2026年4月末日までにご相談いただければ、2026年7月末日締切の投稿に限り、経過的措置として「実践報告」と「資料解題」での投稿を可といたします。
| 種類 | 定義 | 文字数 |
| 社会福祉学に関する論文で,新規性と独創性のある議論や知見を含み,社会福祉学の発展に寄与すると認められるもの. | 20,000字 | |
| 社会福祉学に関する報告で,一定の研究手法に基づいた調査を行い,明らかにした事実や知見についてまとめられたもの. | 12,000字 |
新種別では原著論文と調査報告の定義と投稿時の上限文字数を示すことで、両者の違いを明確にしました。原著論文は旧来の「論文」からの名称変更に過ぎませんので、あらためて説明することはございません。調査報告につきましては、若干の説明が必要です。リニューアルされた調査報告は、調査結果を簡潔かつ迅速に報告したいという投稿者の求めに応じることをねらいとしています。所定の上限文字数では足りない場合は、調査報告ではなく原著論文としてご執筆下さい。
調査報告では、採用した「研究方法」とその用い方の的確性や妥当性とともに、それらを通じて明らかにされた「事実や知見」の実践的あるいは学術的な意義(たとえば新規性、独自性、速報性、実用性、発展性など)が問われることになります。こうした種別を設けることで、自然科学分野で発達している「プレプリントサーバー」のような知識共有の迅速さを期待しつつ、査読付きとすることで、著作権の不透明さ、信頼性への懸念、盗用のリスクといった、プレプリントに指摘されている課題を克服することをねらいとしています。投稿後のプロセスを原著論文と比べてどれだけ短縮できるかは実施してみるまで分かりませんが、投稿受領後の点検や査読のさらなる効率化を図って参ります。
また調査報告では、量的・質的研究の成果報告が想定されていますが、そこには歴史研究における一次資料の発掘に関する報告も含まれます。しかし、レビュー(総説)論文は調査報告ではなく原著論文として投稿していただきたいと考えております。
今後、調査報告の執筆・投稿を予定している会員の皆様からのお問い合わせと、それに対する編集委員会の回答を、FAQとしてまとめてHP上に公開していく予定です。ご不明の点がございましたら、編集事務局宛にご質問下さい。
投稿にあたっての注意喚起
- 二重(多重)投稿について(2026.3.10)
- 「再投稿」にあたっての注意喚起(2024.7.12)
- 再投稿にあたってのお願い(2023.3.30)
- エディターズ・キックの導入について(2021.3.13)
- 『社会福祉学』への投稿論文における研究倫理に関する記述について (2020.1.11)
- 投稿にあたっての注意喚起 (2018.6.21)
