中国社会福祉研究専門委員会「中国・北欧社会福祉国際フォーラム」の自由研究発表応募要項を掲載しました。

2020年中国社会福祉研究専門委員会年次総会 中国・北欧社会福祉国際フォーラム 自由研究発表応募要項

2020年9月25日
国際学術交流促進委員会委員長
和気 純子

 日中韓三ヵ国学術交流覚書により、2020年11月14日(土)~11月15日(日)に開催される中国・北欧社会福祉国際フォーラム(オンライン開催)の自由研究発表者を、下記のとおり募集します。多くの会員の皆様からのご応募をお待ちしています。

1.大会情報

【大会趣旨】
 2020年初頭のコロナウィルス感染の拡大は、中国の社会福祉の発展に深刻な課題をもたらしました。 国際的な経験を参照し、ソーシャルガバナンスシステムを改善し、人々の生活ニーズに満たす方策を探ることは、社会福祉分野において重要なトピックとなっています。そのため、中国社会福祉研究専門委員会は、2020年11月14日~15日に第12回年次総会(『中国・北欧社会福祉国際フォーラム』)を開催し、新時代における中国の社会福祉課題を検討し、解決策を探りたいです。 本フォーラムでは、韓国社会福祉学会、日本社会福祉学会、北欧諸国・地域の学者を招へいし、国際的な経験を共有します。

【開催日程】2020年11月14日(土)~11月15日(日)

【開催場所】オンラインによる開催

【テーマ】
新型コロナ危機(public crisis)における社会福祉の発展とソーシャルガバナンスシステムの構築
【分科会】
  1. 中国・北欧の社会福祉の比較研究
  2. 東アジアにおける社会福祉研究
  3. 公共の危機(public crisis)における社会ガバナンスシステムの構築
  4. ポストコロナ時代における社会福祉の発展
  5. 社会サービスとソーシャルガバナンスの現代化
  6. 社会福祉に関する特定課題研究

2.応募資格

  • 「韓国・中国・日本における研究交流の推進に関する覚書」に基づき、第1発表者は日本社会福祉学会の正会員でなければならない。ただし、共同研究者は、日本社会福祉学会の正会員(9月の理事会(入会申込書提出期限8月28日)での入会承認者を含む)、中国社会学会社会福祉研究専門委員会が正会員として認める者、韓国社会福祉学会の正会員、のいずれかであれば、応募が可能である。
  • 応募時点で2020年度までの年会費を完納していること。

3.応募期日

 応募の締め切りは、2020年10月12日(月)17時(必着)とする。
 応募原稿はメール(添付ファイル)で日本社会福祉学会事務局<office[at]jssw.jp>宛に送付のこと。その際、希望する分科会を明記すること。

4.応募原稿

 日本語でA4×2枚(3,200字以内)の応募原稿を作成のこと。
原稿様式(Word)

  • 採択者には、10月末までに中国語に翻訳された発表原稿(8,000~15,000字)を提出していただきます。

5.審査手続き

 発表要旨原稿の審査は、国際学術交流促進委員会があたる。2020年10月19日(月)までに審査を終了して5報告(個人研究、共同研究)を決定し、審査結果を通知する。

6.発表時間・発表様式

 Zoomミーティング方式の予定。

  • 当日オンライン発表用の資料(パワーポイント等)の作成は必須ではありませんが、準備しておくことが推奨されています。

7.応募原稿及び完成原稿は、未発表のものに限る。

 「一般社団法人日本社会福祉学会研究倫理規程」および「日本社会福祉学会研究倫理規程にもとづく研究ガイドライン」を参照し、同じデータ・事例・資料等に基づいて応募者及びそのグループが執筆した別の論文・報告書等(共同執筆を含む)があれば、応募時に添付すること。
 なお、添付する資料には、既発表論文・報告書等のみならず、現在査読中であるものも含める。

8.発表者の留意事項

 自由研究発表決定者(完成原稿提出)は、三ヵ国間の協定の趣旨に鑑み、相当の理由がない限り、辞退することはできない。

  • 採択者には、中国側からの要請により、パスポートのコピーや経歴等(中国語で作成)の提出をお願いすることがあります。

9.翻訳・通訳について

 原稿の翻訳および当日の通訳に関しては発表者が各自で準備をすること。

以上

※[at]を@に変更して下さい。