日本社会福祉学会 第71回秋季大会

留学生と国際比較研究のためのワークショップ

10月14日(土)10:00~12:00

【テーマ】
社会福祉研究・教育における多文化共生(2)

~韓国・中国における留学生、少数民族、文化的マイノリティ等の多様な学生の受け入れ及び対応の現状と課題~

【趣旨】

 グローバル化がますます進む時代における社会福祉学に対しては、地域共生社会の実現や多文化ソーシャルワークの発展への貢献も期待されています。そのため、前年度の大会より、国際学術交流促進委員会が担当する「留学生と国際比較研究のためのワークショップ」では、社会福祉研究・教育そのものにおける多文化共生に注目してきました。昨年度は、特にコロナ禍における経験、とりわけ留学生が抱えるニーズとそれへの対応に焦点を当てました。具体的には、日本とカナダの社会福祉系大学・大学院における留学生の体験や留学生の支援について取り上げました。
 本年度は、日中韓の学会間交流の一環として、「韓国・中国における留学生、少数民族、文化的マイノリティ等の多様な学生の受け入れ及び対応の現状と課題」をテーマに設定しています。以下の通り、第一部は、中国と韓国より逐次通訳付きの報告を準備しています。第二部は、グループに分かれ、参加者と一緒にディスカッションを展開します。最後に、グループ発表を通じて全体共有の時間を設けています。

【第一部】

中国社会学社会福祉専門研究委員会代表:
(コウ) 春蘭(シュンラン)長春(チョウシュン)工業大学教授)
「中日韓社会福祉の国際交流における人材育成の研究」

韓国社会福祉学会代表:
(イム) 貞美(ジョンミ)慶尚(キョンサン)国立大学助教授)
「韓国人と移住民の多文化受容性、そして、留学生の大学生活」

【第二部】

グループ・ディスカッション及び共有

【コーディネーター】

Virág(ヴィラーグ) Viktor(ヴィクトル)(日本社会事業大学・国際学術交流促進委員)
黒田 文(東北福祉大学・国際学術交流促進委員)