日本社会福祉学会 第71回秋季大会

大会校企画シンポジウム

10月14日(土)14:15~17:45

テーマ:
SDGsにおける人権問題への対応の検証と社会福祉学の挑戦
【基調講演】
斎藤幸平(東京大学准教授)「SDGsの批判的検討と人権問題のこれから」
【シンポジスト】
南野奈津子(東洋大学教授)
Vince岡田(Hawaii Pacific University・Assistant Professor)
藤田孝典(NPO法人ほっとプラス・理事/聖学院大学・特任准教授他)
児島亜紀子(大阪公立大学教授)
【コメンテーター】
斎藤幸平(東京大学准教授)
【コーディネーター】
木下大生(武蔵野大学教授)

※敬称略

 2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された17のSustainable Development Goals(SDGs)は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標である。「一人も取り残さない」ユニバーサルな取り組みであり、2030年のSDGsの達成に向けて世界中の国や団体、人々が取り組んでいる。
 このSDGsの達成に向けた取り組みは、本当に世界の人々の幸せに貢献することができているのか。SDGsの枠組みそのものに対する批判的な検討も踏まえつつ、その批判を乗り越え、世界の人々の幸せをカタチにすることが社会福祉学の使命ともいえるのではないだろうか。とりわけ我が国におけるSDGsへの取り組みのうち、人権問題への対応の弱さが指摘される。社会福祉学は、SDGsにおける人権問題にどのように取り組んできたのか、そしてこれからどのように取り組んでいくのか。それぞれの視点からSDGsにおける人権問題に対する社会福祉学の挑戦を検証し、社会福祉学はこれからどのように一人も取り残さずに幸せをカタチにすることができるのか、考える機会としたい。