日本社会福祉学会第69回春季大会(2021年度)開催概要

■大会テーマ:

認知症の人々とともに生きる地域共生社会を目指して
-認知症ケアとストレングス・アプローチ-

■主催:

一般社団法人日本社会福祉学会

■日時:

2021年5月30日(日) 13:00~17:00

■会 場:

WEB開催

■対象:

一般社団法人日本社会福祉学会会員及び会員以外の方でテーマに関心のある方

■参加費:

無料

■テーマの趣旨:

 国連の定義では、高齢化率が7%以上で高齢化社会、14%以上で高齢社会、21%以上で超高齢社会とされています。ご存知の通り、日本は、現在、65歳以上の高齢者が約3,588万人となり、高齢化率が約28.4%で、超高齢社会の国となっています。超高齢社会では、高齢者人口の増加だけでなく、少子化による生産年齢人口の減少(ケアの担い手の減少など)、認知症患者や慢性疾患患者などの増加、一人暮らし高齢者世帯の急増、人口減少など、さまざまな社会的な課題が存在します。
 そこで、今回のシンポジウムでは、増加傾向にある認知症の人々を取り上げ、認知症の人々とともに生きる地域共生社会のあり方について議論していきたいと考えています。特に、認知症の人々を支援していくための「ストレングス(人のよさや持ち味)」に着目し、認知症の人の「ストレングス」を用いた支援として、どのような地域支援があるのかを議論していきます。そして、これまでの認知症ケアを振り返るとともに、今回のシンポジウムがソーシャルワークを含む認知症ケアの現時点での課題や今後のあり方について、さまざまな観点から議論を行う場とさせて頂きたいと考えています。

■プログラム:

13:00~13:10
開会あいさつ 日本社会福祉学会会長 木原活信
13:10~13:50
日本社会福祉学会 2020年度学術賞受賞者講演
『子ども虐待対応における保護者との協働関係の構築
 ――家族と支援者へのインタビューから学ぶ実践モデル』
【講師】 鈴木浩之(立正大学)
14:00~16:50
シンポジウム
認知症の人々とともに生きる地域共生社会を目指して
 -認知症ケアとストレングス・アプローチ-」
【シンポジスト】
 松本一生(松本診療所)
 中村考一(認知症介護研究・研修東京センター)
【コメンテーター】
 笠原幸子(四天王寺大学)
【コーディネーター】
 岡田進一(大阪市立大学)
16:50~17:00
閉会あいさつ 日本社会福祉学会副会長 和気純子
  • 敬称略
  • プログラムの進行上、時間は多少ずれる場合があります 。

■参加申込み方法:

Webによる事前参加申込を行います。
学会HPの第69回春季大会案内のページからアクセスし、必要事項を入力の上、申込を完了してください。
申込完了後、申込完了通知メールが配信されます。

  • 今後変更等がある場合は、学会ホームページに掲載いたしますのでご確認ください。
  • 要約筆記はあります。

■申込み・連絡先:

一般社団法人日本社会福祉学会大会ヘルプデスク
〒162‐0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
TEL:03-6824-9385 FAX:03-5227-8632
E-mail:jssw-spring[at]bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)