日本社会福祉学会 第66回秋季大会

国際学術シンポジウム(学会企画シンポジウム)

9月9日(日)9:30〜12:00〔N2号棟110教室〕

テーマ:
韓国・中国・日本における社会福祉運動の発達とその特徴
【趣旨】

 韓国・中国・日本の3カ国学術交流「覚書」が発効されました。今後の国際学術シンポジウムは3カ国の持ち回り開催となります。今年2018年が日本、2019年は中国、2020年は韓国の開催順です。
 今回のテーマについては、2017年10月ソウル、11月アモイで開かれた3カ国会長会議にて協議しました。ホスト国として、秋季大会テーマ:21世紀の社会福祉と「運動性」とねらいについて紹介したところ、国際学術シンポジウムもぜひ同じようなテーマとねらいで開催しようとの合意を得ました。
 各国の社会福祉の発達において、いろいろなボランタリー・アクション、市民運動、住民運動、作業所・施設づくり運動、自立生活運動、等々、幅広い社会福祉運動がどのように社会福祉政策・制度・実践に成長や影響をもたらしたかを振り返ること、そして、その国の根底にある価値や思想から社会福祉運動の特徴を明らかにします。また、現在くり広げられている社会福祉運動の課題とは何かについて論じること、また国際的視点から、今後の社会福祉運動はどのようにあるべきか等について論じることをねらいとします。

【発題者】

韓国社会福祉学会代表:崔元奎(全北大学/韓国社会福祉学会会長)
中国社会学会社会福祉専門研究委員会代表:劉軍強(中山大学)
日本社会福祉学会代表:永岡 正己(日本福祉大学名誉教授)

【コーディネーター】

岡田 忠克(関西大学)

※敬称略。詳しくは、当日の配布資料をご参照ください。